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Description
I arrived at Cape Agulhas where is the most southern place of Africa on 25th May. From Knivskjellodden where is the most northern place of Europe, 1,188 days.
Since left of Japan, started from Oslo Norway, about 3 and half years, 40,000 km.
It was so strong windy day.
Now I am in Stellenbosch. From here to my final real destination;Cape of Good Hope, distance is short which like half a day of cycling.
2015年5月25日、アフリカ最南端アガラス岬(南アフリカ)に到達した。
ノルウェーのオスロから3年半、およそ4万キロ。
ヨーロッパ最北端の岬、クニブシェロッデンに到達(2012年2月7日)後、1188日目である。
インド洋と大西洋が出逢う場所、アフリカ最南端の岬、アガラス。東や西に進路を変えつつ、冬の北欧からずっと南を目指してきた。強風で岩に砕け散る白い波頭は、クニブシェロッデンの厳しさと似ていて、凍りついた鉛色の岩を思い出させた。
北南米も今回も、縦断のルートがいつも北から南であったのは、厳しい場所を厳しい時期に行くことを原則としてきたからである。装備やパッションが十分でなければそういう場所へはいけない。暑さよりも寒さの方が遥かに厳しいから。だが、アフリカという大陸は、ある意味、冬の北欧よりも荒々しく激しく厳しかった。
岬に向かう砂の小路を走りながら、これまでの日々が甦りそうになって慌ててそれを遠ざけた。心を揺らすなと自分に言った。ここは通過点でしかない。アガラス岬は、旅の目的地ではない。
そう思いながらインド洋と大西洋が出逢う突端に立ったら、身体の底から熱く込み上げてくるものを確かに感じて、いかん、このままでは泣いてしまうと思った僕は「バカやないのー!」と叫んでおいた。
いまはワインの産地、ステレンボシュという街にいる。僕の目指している喜望峰までここから僅か半日の距離である。
事故のときもマラリアのときも襲われたときも、いつでも目指してきたのは喜望峰。アガラス岬は通過点。ケープタウンは日本に帰る街に過ぎない。それほど喜望峰の存在は僕にとって大きい。
ワインを飲みながら、旅を終わりとはどんなものか、想像をめぐらす。