Boys be… traveler

Description

I ate ......Long long time ago......

瞳がまだまだ汚れていなかった幼き頃、よく両の鼻に詰まったあのなんともいえない愛おしい鼻クソを味わったというご記憶はないだろうか。

幼き頃、僕の家にはあまり食べ物もなく、そういえばその鼻クソとやらを楽しんでいたと懐かしむことがある。いや、昔の話だ。当時はそれはもう、まるでオヤツのように食べていたと回想する。記憶違いだろうか。いやいや、おそらく事実、遠い大昔の話だ。

最近は良識のある親が「アッ。タケルさん、食べてはダメよ、メッたらメッ!」と叱るのだろう、小さい子が鼻クソを食べている場面に出くわさず寂しい思いを抱いていた。子どもたちが妙にきれい好きになっていたのである。

そんな折、先日スーパーで小さい子が鼻クソを舐めるように味わっておる場面に出くわした。
オノレの鼻から生まれ出でた分身たる鼻クソを指の上にチョコンと乗っけて頭上にかざし、しげしげと眺めた後、彼は眼を瞑って軽く舌に乗せ頬を薔薇色に染めながらなんともいえない恍惚とした表情をしていたのである。ワタシはなんともいえない生温かい感慨を味わった。

この鼻クソを食べる、もしくは舐める、もしくは味わうという行為は、傍目から見ると大変汚らしい、もしくは見苦しい、もしくは痛々しいというものかもしれない。
しかし、この雑菌の塊であるナニを口にするということは、僕は知らず知らずのうちに免疫力や抵抗力といったものを身に付けることに一役買っていたのではないかと思うのだ。ですから、曖昧的医学的見地から申し上げて、私はもっともっと小さい子に鼻クソを味わう機会を差し上げてもよろしいのではないかと、ふと遠い空を見上げて無責任に呟いてみたりするのである。

微不潔を楽しみ、微細菌に慣れよう。
旅人になろう。

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